さば水煮ダイエット
こんにちは。
先日ふとテレビを見ていると、やっているではありませんか。
「ダイエット特集」が。
またこの報道の後に近隣のスーパーとかでは品切れがあいついで、製造している所では悲鳴が聞こえるのが目に浮かびます、これで何度目なのでしょうか。
今回は青魚を生で近い状態で食べるのが理想という事で「さば水煮缶」が取り上げられていました。
せっかくなので「さば水煮缶」について語ってみることにします。
鯖には青魚だけがもっている「EPA(エイコサペンタエン酸)」という成分があります。
実はこの「EPA」人間の体内では作ることのできない非常に有用な栄養素、多価不飽和脂肪酸の一種で、エイコサペンタエン酸(eicosapentaenoic acid)の略称です。
なんとコレ、人間の体内では作ることのできない栄養素です。しかし、必須脂肪酸の一つなので、食べ物から摂取する事が出来ます。
また、よく「DHA」も魚に含まれるといいます、マグロの目玉に多く含まれる。って一度は聞いたことありませんか?
そう、「DHA」は、頭に良い、ということは有名ですが、目にも効果があるんです。脳と目は、実は同じ細胞から枝分かれした組織。脳にいいものが、目にいいのは、必然なのかもしれないですね。
目の網膜の脂肪には、大量の「DHA」が含まれています。「DHA」をしっかりとることで、網膜細胞がやわらかくなり、網膜の反射機能が高まる。視力回復・改善に期待ができます。きっとそれがマグロの目玉を連想されたのかもしれません。日本で捕れる魚で目玉が大きい魚、結構種類が限定されそうですからね。
さて、「EPA」その主な食材は、主に青魚に多く含まれています。マイワシ、本マグロ(トロ)、さば、まだい(養殖)、ぶり(天然)、さんま、さけ、あじ、かれい、ひらめ、かつお、本マグロ(赤身)等があります。こちらに乗せたのは一部です。
おおよそですが「EPA」がそれぞれの青魚100gに含まれる量
・マイワシ 1381mg
・本マグロ(トロ) 1288mg
・さば 1214mg
・まだい(養殖) 1085mg
・ぶり(天然) 899mg
・さんま 844mg
・さけ 492mg
・あじ 408mg
・かれい 210mg
・ひらめ 108mg
・本マグロ(赤身) 27mg
これだけ入っていました。
本マグロ(トロ)をいつも食べていればたくさん栄養素取れるんじゃないのか?
と思いますが、実はちょっと違うのです。
実は生に近い状態で食べないとほとんど栄養素が取れないというデメリットがあります。ってことは毎日お刺身を食べる!?という事になります。
生は飽きるであろうし、だからと言って、焼いたり揚げたり、調理をしてしまうと中に入っている栄養がほとんど無くなってしまうとの事でした。
そこで目を付けるのが「サバ」です。
何でサバ?と思われますが、サバにはEPAという青魚だけが特有にもっている成分、これがGLP-1という糖分の吸収を抑えるホルモンを分泌させ、痩せやすくさせるとか言われてたりします。だから、最近は「痩せるホルモン」と言われダイエット関連で定期的に取り上げられています。
しかも、サバって何処にでも売っていますよね。
そう、近隣のスーパーとかに。ええ、お馴染みの「サバ水煮缶」です。
実は「サバ水煮缶」は開封前は熱を加えたりせずに蒸しているだけなのでほとんど栄養素が無くなってないんです。
ってことは、開けてそのまま料理とかに使っちゃえばいいんです。
しかも今の時代、「サバ水煮缶」を使ったレシピとかわんさか出てきますからね、これはとてもありがたいです。
ダイエットに効果を出すためには1日50gが目安だそうです。
もしサバ缶が190gだとしたら、1/4程度が理想ってことですね。
しかし、逆に近場で買えるからと言って買いすぎ、食べ過ぎに注意も必要だと思います。実は調べた結果、脂質が多めなんです。
なのでサバ缶食べてれば痩せる!とは正直考えられません。
食べ続けた上で適度な運動も合わせた方が良いってことですね!
もし試してみたい方がいたら試しにまとめ買いして続けてみては?
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※あくまで個人的に調べたものですので、必ずしも正しいとは言えません、ご理解をお願いたします。